花實短歌会
昭和15年(1940年)、平野宣紀により創刊された尾上柴舟系の隔月刊短歌誌【かじつ】です。 令和7年(2025年)に85周年を迎えました。
前月佳什抄
鶺鴒が声かけ頭の上を飛びゆけり「人生楽しみ生きていますか」 三友さよ子
飲み難き栄養剤に生かされて湯上がりの肌ほの紅帯びぬ 会川 淳子
有り得ざることの蔓延る世界なりかく起こりけむ先の戦争も 横田 富男
春風の強く吹き荒れ前山は杉花粉飛び山火事の様 青木 タカ
手窪には温きかひごを入れたるか鶏小屋出で来る男の子の笑顔 伊藤千卋子
人の価値老いて病みても変らじとふ医師の講話を前列に聴く 小井川敏子
街川の底ひの砂利まで日の及び小さき魚の動き初めたり 落合 三津
人住まぬさとの生家に梅一輪母居りし日を振り返りたり 鈴木 敬治
少しづつ酪農の影消え行きて篠竹迫り来放牧場に 平野喜久子
道すがら汚れし靴に気づきたりこれから銀座へ行くといふのに 渡辺 久美
(五月号より)
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〒369-1231 埼玉県大里郡寄居町立原533
三友さよ子
☎・FAX 048-581-7202
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